あちゃら式『平成三十年』解読法
ISIZEあちゃら 1999年3月号(リクルート)
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「ノストラダムスの予言」なんかメじゃない! 世紀末を問う問題の書を読め
堺屋太一経済企画庁長官の描く近未来
インターネットで物議を呼ぶ、その内容
日経、噂の真相に続き、今度はリクルートの媒体で『平成三十年』の登場である。見開き2ページ、フルカラー。
ライターの首藤嘉津代さんから、「堺屋ちゃんの『平成三十年』の内容があまりに素晴らしいので想像図と共に『あちゃら』(当時)誌に掲載したい。ついては本作に重箱の隅をつつくようなツッコミを入れているページを作成しているBAZIL氏に取材したい」というようなメールを頂いたのが、確か98年の11月末頃のことであった。
この申し出を快諾した私は、早速新幹線で新横浜に向かい、みなとみらい21の最上階レストランでインタビューに応じたのであった、というのが事実ならナウいのだろうが、実際はメールでのアンケートに答えただけ。本名や住所、顔写真の提供は丁重にお断りさせていただいた。インターネットの匿名性を悪用した草壁竜次のようでもあるが、なにしろこちらは学生サマと面接する身の上、本業に支障が出るからねえ。そういえば、日経BPといいリクルートといい、怪しく本業と交差するところにリンクされるなぁ、平成三十年。RecruitNaviもDigital B-ingも使っているし、3月からは日経ジョブネットにも求人情報を掲載する予定で、そっちの原稿も作っている今日この頃だ。閑話休題。
その後、そーいえばあの話はどーなったんかいな、と、旧『あちゃら』のページにアクセスすると、「このサービスは終了しました」なるメッセージ。てっきり雑誌と共に立ち消えになったのかと、ワシと交わる関係は『からくちNET』同様、すぐになくなるなあ、などと感慨に耽っていると、実は誌名を『ISIZEあちゃら』と改めて、99年1月29日発売号にちゃんと載っていたのであった。
本誌のマトメ方には賛否両論あろうけれども、『平成三十年』がモンダイである、という雰囲気はそれなりにきちんと伝わっているのではなかろうか。「堺屋長官の描く驚愕の未来アイテムたち・・・」には、私が「平成三十年 私は五十一」で引用した部分をそのまま使って「電気自動車」「サマージンベイ」「オワリコンWAVE2010」「パソエン」が絵入りで紹介されている。私との解釈の差はあるし、パソエンのイラストなどは、イカニモ的にリクルート風味だ。ところで、WAVE2010が「オワリコン」製、というのは、私が勝手に設定したものであって、小説中にはそういう表現は出てこないので念のため。
あと「平成三十年 マニアックス!!」は、主観的には「Club Build-Gamo」とは別ページ。更新終了したつもりも特にはなくて、時間とネタさえあれば、まだまだ続けまっせ。
この記事の作成にあたっては、朝日新聞自体にも取材をしているらしく(ぉぃぉぃぉぃぉぃ)、『平成三十年』は堺屋ちゃんの大臣職終了後、加筆して単行本化の予定であるそうだ。
ISIZEあちゃらのホームページはこちら。アクセスコードは「平成三十年 マニアックス!!」が「05061」(何故かホームではなく、「『平成三十年』とは何か」にリンク)、「平成三十年パーフェクト・リンク」が「05062」だ。159ページの下段の「あちゃらこちゃら」には、本業のワシ宛に何度も何度もしつこくしつこくダイレクトFAXを送りつけてくる「登竜門」のページが紹介。「登竜門があなたの修飾活動を強力にバックアップします」なる潤いある誤植表現でキメてくれていた。