E−Mailで女をモノにする

 初期のAIPの映画に、『海獣の霊を呼ぶ女(原題:She-Creature)』というのがあって、催眠術を題材にしながら、その描写が場面によってテレパシーになったり降霊術になったりと、まあ千変万化、便利に姿を変えて笑った。カルロ・ランバルティなる、『怪獣王ゴジラ』における新聞記者スティーブ・マーチンみたいな恐れを知らない名前の悪の催眠術師が、若い頃のエリザベス・テーラー似のヒロインを、催眠術で支配するというストーリーだ(一般には、ポール・ブレイズデルのデザインした、女半魚人のクリーチャーの方が、まだ知られているだろう)。

 そんな便利な催眠術が、インターネットに甦ったのがこれだ。ここで売られている『不道徳催眠術』なる書物を、価格壱萬伍千円也で購入すれば、なんと、モノにしたい女性にE-mailで催眠術が掛けられるというのだ。いったいどんな風に掛けるのか想像もつかないが、まあ、そんなに簡単に想像できる方法なら、壱萬伍千円も取れるはずがないので当然だろう。

 なんか、本文の方の売り文句はこれだけなので、いきなり不安が残るが。既に絶版・・・最新版のInternet Mailとかにも、ちゃんと対応しているのか心配だ

 ついでにもう一つ言えば、この宣伝文からは、どうしようもなく本書を入手したいという気にさせる催眠効果が全然感じられないのだけれど・・・売ってる人は、『不道徳催眠術』を、ちゃんと読んで勉強したのかねぇ・・・?

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