本館解体直前に歴史的大発見!

茨木高等女学校
(現春日丘高等学校旧本館

昭和20年米軍機に機銃掃射を受けた時の映像

00/10/1,10/2,11/23Up

HP大阪府立春日丘高等学校Web同窓会

 米国の戦中機密情報が順次公開されたことにより、NHKが放映した米軍の記録フィルムの中に、 なんと!我々の母校大阪府立春日丘高等学校(当時大阪府立茨木高等女学校)が爆撃されている場面があった。
旧本館の屋上に残っていた数々の弾痕! それは当時から近年の卒業生にも語り継がれている。
 また創立80周年記念誌においても次のように記されている。
「終戦も近い日、伊丹飛行場を攻撃した米軍機は、校庭に雨霰と機銃掃射をあびせた。軍需作業中の生徒は本館一階中央廊下に避難させて無事であった。」
 放映された映像は、何故か左右が反転していたので、番組を観ていた卒業生でも気付いた者は少なかったと思われる。映像はエンジン音や機関砲の音が放たれ生々しく胸が締め付けられる。
 この貴重な映像は、ある卒業生がビデオ録画していて気付き、寺井 p(s32年卒)氏の元にわたった。氏はこの貴重な映像の劣化を防ぐために直ちにデジタル化されたが、左右反転の修正は今後の課題として残っている。そこで、とりあえず氏のデジタル映像からダビングしたビデオ映像で画像をキャプチャーし、その画像を左右反転するという作業を行ったところ、やはり100%母校であるという確証を得た。これは母校に関係する人たちにとって歴史的資料の中でも第1級映像なので、その一端として紹介すべきだと判断した。
可能ならNHKがもとの放映ビデオで左右反転の処理をして、この希少な歴史記録を、母校や藤蔭会、また大阪府教育委員会や茨木市に進呈して下さることを願うものである。(00/10/1,04/01/25修正)

 


放映画像はこのように左右が反転している
はじまると直ぐに射撃され弾が飛ぶのがわかる
よく見るとそれがグランドを経て2階付近まで当たる
被弾した屋上から画面左下方に物体が飛び散る
生々しい映像である

 

ビデオが観られます

 

 

00/11/23更新 rm形式 こちら  2MB  音声ありRealPlayerで見れます
00/10/02のもの382KBは削除しました  音声無し


春高爆撃の前の映像・田畑と農家を爆撃している・茨木市か? 右下には戦闘機の機関砲が見えている。このようにして母校も機銃掃射を受けたのだろう。

左右反転を修正した画像

戦闘機は南の方角から左45度に傾いた状態で飛来
このあたりですでに機関砲の引き金を引いている

パイロットは機を水平に戻しながら少し高度を
下げつつ接近/グランドと一階部分が被弾し
白煙が上がっている

このあたりで機首が上がり、機関砲の照準も上向いていく

中央玄関上、三階と屋上に弾が当たり
白煙が上がっている

左側に「藤蔭会」という名の由来となった藤棚と
プールが見える

南グランドの半分が芝のように見えるのは
おそらく食糧難対策の芋畑であろう

機はほぼ水平になっている
パイロットは引き金を引いたままである

このとき
生徒は本館一階中央廊下に避難している

我々の先輩たちはどんな気持ちで
いたのだろうか

終戦後占領軍は一時期われわれの
この校舎を接収し使用した
おそらく米軍もこの映像を見て
どっしりとしたこの建物を
選択したのではないか

セピア色の写真では過去は今と
途切れている錯覚を起こすが
米軍のカラー映像は
今もなお現役生に温もりを与えつづける
被弾したこの本館が
平和を願う生き証人である
ことを示唆している気がする

いっしょに100周年を祝えたらなと願う

機は更に右へ回転しつつ接近

白煙の量が増していく

よく見ると被弾した場所は2階や1階と広範囲に及ぶ

更に右に回転しつつ操縦桿を引き高度を上げた

屋上に今も並ぶ煙突が見える
ここにも弾痕がある

彼方には竜王の峰が見える
大空襲の記録も貴重だが
制空権を奪われた中で
日常の中に非日常が起こっていることが
よくわかる貴重な資料ではないだろうか